「人生は習慣が作る」とよく言われます。
幸運体質は習慣でつくり出せる。
運のいい人と悪い人、その差は毎日の「何気ない習慣」
この本は誰でも気軽に取り入れられる習慣の本です。
スピリチュアルっぽい表現もありますがスピリチュアル本ではありません。
本書は、30年間に渡って数多くの人を成功に導いてきた「行動習慣マイスター」の佐藤伝氏が、人生を好転させる最強のメソッドを紹介しています。
この記事では特に気になった項目を取り上げました。
この1冊であなたの運は絶対よくなります。
強運になりたい方はぜひ実際に手に取って読んでみてください。
こんな人におすすめ
- 強運になりたい
- 習慣が続かない
- 人生を変えたい
この記事は『強運を呼び込む47の習慣』
(著者) 佐藤/伝
出版社 : PHP研究所 (2011/1/6)
より出典・引用して書いています。
『強運を呼び込む47の習慣』の要約・感想
1章 セルフイメージを上げて強運を呼び込む
心に刺さったピンをはずす
ベビーカーの中で大泣きしている赤ちゃんがいました。
何人かがあやしましたが泣きやみません。
そこへ母親がやって来て赤ちゃんを抱き上げると、ピタッと泣きやました。
実は赤ちゃんのお尻に小さなピンが刺さっていたのです。
つまり赤ちゃんを抱き上げれば、だれでも泣きやませることができたのです。
自分の心に巣食うマイナスの感情を、人はとてつもない脅威ととらえがち。しかし実際は、誰にでもはずせる小さなピンにすぎないことも多いのです。
本書208ページより
人生はロールプレイングゲームのようなものです
トラブルを攻略できなければ次のステージには進めません。
あなたの「ピン」 は何ですか?
思い切って向き合って、抜いてみましょう。
どんなことでも1000日続けてみる
昔から「継続は力なり」という言葉があります。
1000日続けることで自分には何でもできるという大きな自信を持つことができます。
自分との約束を守り抜くのは困難なこと。しかしそれをやり抜けばセルフイメージがグーンと上がり、目標を達成できる力と運が備わるのです。
本書331ページより
瞑想で潜在意識にメッセージを送る
人間には顕在意識と潜在意識があります。
顕在意識とは私たちが自覚している意識で潜在意識は自覚していない意識。
顕在意識の領域は意識全体の約10%に過ぎません
だから、私たちは潜在意識に支配されているといってもよく、その潜在意識は変化が大嫌いで、現状維持を好む性質を持っているのです。
本書392ページより
顕在意識は変化を望み、潜在意識はそれを食い止めようとしています 。
朝の寝起きの3分間と、夜寝る直前の3分間に「瞑想」をしてみてください。
潜在意識へ「目標」や「夢」などを語りかけるのです。
2章 リセットの力で強運を呼び込む
引っ越しで強力なリセットをかける
引っ越しは運気のステージを強力に押し上げる。
引っ越し先を選ぶキーワード
- 日当たりのいい部屋
- 緑の多い環境
- 川や海のそばの水辺の部屋
変化を恐れない人は進化できます。
不要品はとことん捨てる
いい運気を保ちたいなら「いらないものを捨てる」という習慣を持ちましょう 。
不必要なものを手放さずにいるのは「運気がもったいない」
「本当に必要なもの」は案外少ないのです。
「三大水回り」をピカピカにする
三大水回りとはキッチン、バスルーム、トイレです。
- キッチンは、食を支える基地
- バスルームは、体の汚れとマイナス感情を流してくれる場所
- トイレは、厄落としをする聖地
キッチン、バスルーム、トイレが綺麗かどうかで運が大きく変わる。
3章「見た目」を変えて強運を呼び込む
おでこを見せる
ある有名なアイドルグループのプロデューサーは、メンバーを選ぶオーディションの最終選考で「前髪をあげておでこを出してみて」と言うそうです。
なぜなら、おでこを出せないのは、自信がなく不安でいっぱいな証拠なので、そういう人はスターになれないからだそうです 。
おでこを出していると、自然と態度が堂々として自信もついてきます。
行動も変わり、他の人の見る目も変わるので、ポジティブな運気を引き寄せることができるのです
髪型には自然とその人の生き方のスタンスが現れます。
セルフイメージの高さは「おでこ」に現れる。
手帳とかばんをガラッと変える
あなたの持ち物の中で、何年も変わらず、ずっと使い続けているものはありませんか?
10年以上同じ手帳を使っていませんか?
柔軟な思考で、変化を恐れずに変えてみることです 。
持ち物をチェンジして思考をブレイク・スルーしよう 。
4章 人とのご縁で強運を呼び込む
「お先にどうぞ」をクセにする
たとえば、開けたドアを次の人のために押さえてあげられる人、電車やエレベーターに乗るときに他人を先に行かせるゆとりのある人は、ビジネスや人間関係が順調で運気も上り調子な証拠です 。
本書1168ページより
「我先に」タイプの人は、 良い運気を遠ざけてしまいます 。
余裕を持って行動する習慣は、ものの見方も変えていきます。
考え方が変われば人生そのものが変わるのです
自分から先に挨拶をする
著者の佐藤伝氏が悩んでいた35歳の頃、ある方から教えていただいた奥義が「自分から先に挨拶する!」だったそうです。
相手が誰であっても、自分からとびっきりの笑顔で挨拶をすると、みんなみるみるうちに心を開いてくれるのを感じました。
本書1401ページより
人はいつも、一緒にいて楽しいパートナーを探しています。
挨拶とはまさに、自分から心を開いて相手に積極的に迫っていくということなのです。
5章 ツールを上手に使って強運を呼び込む
手帳をアイデア帳として使う
強運を味方にして思い通りに歩んでいる人にとって、手帳はスケジュール帳というよりも、むしろ「アイデア帳 」
手帳をアイデア出しに役立てるためには、いつでも携帯することが大切です。
なぜなら、いいアイデアはランチタイムや休憩時間などに、突如として浮かんでくるものだからです 。
デジタル日記をつける
「自分の時間をコントロールする権利は自分だけのもの」という気概を持てる人に強運が飛び込んでくるのです。
本書1737ページより
その日にあった出来事や、気づいたことを書くだけでいいんです。
自分だけの人生データベースが作れます。
6章 気持ちのいい生活で強運を呼び込む
休日こそ朝の散歩をする
休日こそ早起きして、朝の散歩に行きましょう。
いつまでも寝ていてはもったいないです。
休日をアクティブに楽しむほど、エネルギーチャージができるのです。
日の出の太陽光を全身に浴びる
朝日を浴びると脳内のセロトニンというホルモンの濃度がグーンと上がることがわかっています。
セロトニンは別名「ハピネスホルモン」と呼ばれており、不足するとうつ病になったり感情のコントロールが効かなくなったりしています 。
本書2117ページより
朝日を浴びると体内時計がリセットされて、自律神経も調整されます。
日の出から15分間の太陽光には昼間の日光にはない強大なパワーがあるそうです。
いつもイイ気分で過ごす
人生で最も大切なこと。
それはズバリ「なんとなくイイ気分でいること」。極論すれば、これ以上に大切なことなんて、ありません。
本書2376ページより
夢が実現しようが、しまいが、とにかく「いま」。
いま、このときを「なんとなくイイ気分で生きる」ことが人生の究極のゴールなのです。
本書2391ページより
著者紹介
佐藤/伝(サトウデン)
【習慣の専門家】 ナイン・マトリックス・ラボ(9マス研究所)代表。国際ナイン・マトリックス協会(iNMAX)会長。1958年(昭和33年)生まれ。福島県出身。
都心にて創造学習研究所を30年にわたって主宰する。指導を受けた卒業生たちは、すでに30代・40代となり、各界で活躍している。「なんとなくイイ気分」で生活していくことこそが、もっとも大事と独自の理論を展開。
そのスピリットと行動習慣を世界に広めるために、行動習慣ナビゲーター(DreamNavigator)の資格認定制度をスタートさせている。わかりやすく具体的・実践的で即効性のある内容が評判を呼び、上場企業のリーダー教育・新人研修や教育機関での講演にひっぱりだこの行動習慣マイスターでもある。
海外講演も積極的に受けている。主な著書に、『「朝」日記の奇跡』『「感謝の習慣」で人生はすべてうまくいく! 』(以上、PHP文庫)などがあり、国内だけでも80万部を突破している。
関連書籍
まとめ
運のいい人と悪い人、その差は毎日の「何気ない習慣」で決まります。
幸運体質は日常の生活のちょっとした習慣でつくれるのです。
本書には47項目の具体的な実践方法が書かれています。
ぜひ実際に手に取って読んでみてください
電子書籍は自宅でダウンロードが正解。