なぜ中高年は夜中に何度も目が覚めてしまうのか?
そんな疑問にお答えします。
夜中に目が覚める原因
不眠症と睡眠不足はちがいます。
不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。
不眠症は4つのタイプに分けられます。寝つきの悪い「入眠障害」、眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」、早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」、ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感(休養感)が得られない「熟眠障害」です。
夜中によく目が覚めてしまうのは中途覚醒です。
中途覚醒の原因
- ストレス
- トイレが近い
- 寝室の環境が悪い
- アルコールの 飲みすぎ
ストレスによる緊張でなかなか寝付けなくてすぐに目が覚めてしまう。
光や音などによって睡眠がさまたげられて、目が覚めてしまう
寝る直前までアルコールを飲んで寝ると脳が興奮状態になってしまい、目が覚めやすい。
しかも尿意でトイレに行きたくなってしまう。
中高年になるとどうしても頻尿になってしまいおしっこが我慢できなくなってしまいます。
そのため寝る前にアルコールなどの水分を取り過ぎてしまうと、夜中に何度も目が覚めてトイレに行きたくなってしまいます。
中途覚醒の改善方法
寝る直前の飲食はやめる。
消化のためにも食事は寝る3時間前までに済ませるのが理想です。
寝酒は特に中高年の場合場合はやめておきましょう。
飲み過ぎてしまいますし、依存症にもなりやすいです。
昼寝をするなら30分以内にする。
昼寝をすると脳がすっきりしますが寝すぎてしまうと夜になってなかなか寝付けなくなってしまいます。
30分以上昼寝をしてしまうとかえって逆効果になつてしまいます。
寝る直前までスマホを見ているのも当然NGです。
ストレスをなくす
ストレスを完全になくすのはハッキリ言って無理です。
特に寝る前に布団に入って、その日の出来事を振り返ると、どうしてもネガティブな気持ちになってしまいます。
たとえば本を読んでそのまま寝落ちしてしまうとか、軽いストレッチをして適度に体を疲れさせたりと、何か別のことに意識を向けるようにしましょう。
寝る前に簡単な瞑想をするのもおススメです。
まとめ
年を取ると眠りが浅くなります。
そのため少しの物音や、尿意などで目が覚めてしまいます。
昼間の生活に問題がなければ、夜中に目が覚めてもそれほど心配しなくても大丈夫です。
夜中にトイレに行くときはできれば電気をつけない方が目が覚めないですよ。
《寝つきが悪いと感じたら一度まくらを見直してみてはどうでしょうか…》
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