- 平熱が36℃以下だと「低体温」となってしまうらしいです。
- 普段の平熱が35.4度しかない私が書きました。
【結論】体温と免疫力はあまり関係ない。
『体温が1度下がると免疫力が30%下がり、1度上がると免疫力がアップする』とかの話は信憑性がない。
『体温が高い方が病気になりにくい』も根拠があいまい。
低体温は長生き
以前に免疫力についての記事を書いたときに、体温を上げると免疫力がアップすると書いたのですが少し違っていました。
一般的には、
- 体温が低いと血液の循環が悪くなり免疫力が下がってしまう。
- その結果いろいろな病気にかかりやすい。
などと言われていますが、最新の研究では『平熱が高い方が死亡率が高い』という説が出ています。
アメリカでの研究によると、0.149度体温が上昇するにつれて1年後の死亡リスクが8.4%上がるという結果が出ています。
体温が高いと言う事は代謝がいいので、活性酸素が増えて老化が進んでしまうのです。
つまり『平熱が低い方が長生き』と言えます。
100歳以上生きるための条件の一つに「体温が低いこと」が
あげられているそうです。
高体温だと免疫力がアップ?
体温が高い方が病気にならないと言われるのはなぜでしょうか?
風邪をひいたときに熱が出るのはウイルスを退治するためで、
もともと体温が高ければウイルスは生きていられない。
私自身も前からずっとこう思ってました。
さらに日本人の体温の平均は36.6℃から37.2℃で、それ以下だと低体温とされ
なんとなく「不健康」な印象を持ってしまいます。
体温を上げる方法として
- 筋肉量を増やして基礎代謝を上げる
- 運動量を増やす
- 温かい飲み物・食べ物をとる
などがよく言われていますが、これって特別体温を上げる目的でなくても
普通に健康的な生活のために大切なことですよね。
私自身この3つ毎日やってますが体温はまったく上がりません(笑)
ちなみに『冷え性』と『低体温』は別物です。
冷え性は体温に関係なく寒さを感じてしまう症状です。
症状がつらい場合は医師に相談してください。
まとめ
- 基礎代謝が上がれば太りにくい体になり健康になりますが、免疫力が上がるかどうかはよくわからない。
- 運動量を増やせば内臓脂肪脂肪が減りメタボ予防になるので健康になりますが、それによって免疫力が上がるというのもよくわからない。
- 温かい飲み物や食べ物をとる事は体にとってはすごくいいと思います。
ただそれで免疫力が上がるのかはよくわからない。入浴も同じ。
私自身現在50代で低体温ですが、病気らしい病気にはなったことがありません。
ただし免疫力が高いのか低いのかは自分ではわかりません。
気になっていろいろ調べたのですが、体温と免疫力の関係はまったく正反対のことを言う医師も多く
製薬会社のページの記事も本当かどうかわかりません。
- 低体温でもまったく気にする必要なし!
- 低体温だから病気になりやすいわけではない。
- 免疫力を上げるには体温よりも生活習慣を見直すべき。
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