本の要約・感想

『人生の勝算』【要約・感想】人生のコンパスを持ち終わりを意識する。

「人生の勝算」から学んだこと。人生のコンパスを持ち終わりを意識する。
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中年男性
中年男性
「人生の勝算」の内容について知りたいな

 

イサオ
イサオ
「人生の勝算」には学びが多いですよ

くわしく解説します

 

この本の帯には堀江貴文氏の推薦文が書かれています。

「秋元康さんに天才がいると紹介され会ってみたら本物だった」

 

ホリエモンがお世辞を言うはずはないですよね

もう読むしかないです。

 

小さい頃に両親を亡くした彼は、親戚からもらったギターで稼ごうと考えます。

そこでギターの弾き語りを始めた彼は気づきます

 

歌のうまい下手ではなく、お客さんは「絆」にお金を払う。

この体験が、現在の「SHOROOM」の原点となっていると、彼は言っています。

 

チャラチャラしたIT社長かと思ってた
イサオ
イサオ
小学生なのに、経営の神様のような発想ですね

 

前田さんが小学2年生の時、突然母親の死が訪れます。

生き急いでいる様に見えますが、そこには彼の生死感があるのです。

僕は、不遇や逆境が、むしろ這い上がるためのバネになるということ、そして、正しい努力が必ず報われるということを自らの人生を通じて証明したいと思っています。

「人生の勝算」 第2章より

 

こんな人におすすめ

  • 営業関係の仕事の人
  • 起業しようと思う人
  • モチベーションを上げたい人

 

イサオ
イサオ
私はkindleAudibleで、毎月10冊以上本を読んでいます。

備忘録もかねて、学びのあった本をブログで発信。

誰かのお役に立てれば幸いです。

 

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この記事は『人生の勝算』
(著者) 前田裕二 出版社 ‏: 幻冬舎 (2019/6/11)
より出典・引用して書いています。

前田裕二さんとは

前田 裕二 (まえだ ゆうじ) 1987年東京生まれ。

2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、
外資系投資銀行に入行。

2011年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事

株式市場において数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。

その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討

事業立ち上げについて、就職活動時に縁があったDeNAのファウンダー南場智子に相談したことをきっかけに、2013年5月にDeNAに入社。

同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。

2015年8月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。

同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。

現在は、SHOWROOM株式会社 代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。

「人生の勝算」の要約

第1章 人は絆にお金を払う

路地裏のスナック
なぜスナックは潰れないのか?

街の片隅にあるスナックはお客さんがあまりいませんよね。

それでもつぶれません。

スナックにあるのは、アルコールと簡単なおつまみだけ。

特においしい料理を出すわけでもありません。

 

なぜ?

 

それはママさんと常連客に絆があるから。

スナックの売り物は、ママの人柄と常連客とのコミュニケーションなんです。

スナックのコミュニティはファンビジネスの根源なんです。

 

コミュニティが形成される5つのエッセンス(要素)

  1. 余白の存在
  2. 常連客の存在
  3. 仮想敵をつくること
  4. 秘密や、共通言語をを共有すること
  5. 共通目的やベクトル(方向性)を持つこと

 

AKBはスナック街である

 

イサオ
イサオ
AKBグループを例に出しているのが、分かりやすいですね

 

余白とは、不完全性であり、つい埋めたくなってしまう要素。

 

ちょっと頼りない、スナックのママさんみたいな存在ですね
イサオ
イサオ
熱心な応援をするファンは、まさにスナックの常連客です

 

総選挙を行うことで仮想敵をつくる。

共通目的を持つファン同士の連帯を高める。

 

コミュニティ運営とは、一つの村をつくるようなものなんです。

 

もし村長やリーダーに頼りがいがなかったり、村に何か問題があったとしても(余白の問題)、ずっと同じ村に住み続ける同志として結束して助け合い(常連客の存在)、同じルールを共有して(共通言語の存在)、同じ敵と戦います(仮想敵・共通目的の存在)。

「人生の勝算」 第1章より

第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち

ファンビジネスの4象限

ファンビジネスの4象限

前田氏はファンビジネスを4象限に分けて説明しています。

右上にいるのは上戸彩や石原さとみAKB48などのトップスター。

 

しかしSHOWROOMではスターでなくても、配信活動で生活できる演者を次々に生み出しています

人気演者の「ちづるさん」は、50歳のアイドルです。

ちづるさんは30年前に、おニャン子クラブにはいりたかったそうです。

 

あきらめた夢をSHOWROOMと出会って、今かなえています。

彼女には500人以上の固定ファンがいるそうです

 

SHOWROOMは、スナックをバーチャル空間につくっているのです。

人は完璧なものではなく、頑張る姿に共感してお金を払います。

 

イサオ
イサオ
ちづるさんは、まさにスナックのママですね

 

ほかにもAKBチーム8の大西桃花さんの「朝5時半の女」も紹介されていますよ。

 

SHOWROOMは「正当に努力が報われる場所」を目指しています。

「人生の勝算」 第2章より

イサオ
イサオ
これは前田さん自身の人生の野望なんです

第3章 外資系銀行でも求められたのは「思いやり」

一人の力では地球は動かせない

人に好かれるためには、良いところを探して相手を好きになることが効果的。

前田氏は、人に好かれる能力より、人を好きになる能力の方が、よっぽど大事だと言っています。

 

中年男性
中年男性
人に好かれる方が大事じゃないの

人を好きになることは、自分次第です。
しかし、人に好かれることは自分の意思ではどうにもならないのです。

イサオ
イサオ
自分でコントロールできることに手間をかけましょう

 

 

コミュニケーションとは、さらけ出すこと

バカをしてまで自分をさらけ出すことができるヤツに、コミュニケーションの扉は開く。

「人生の勝算」 第3章より

ハードスキルより重要な人当たりのセンス

超エリートばかりの集団でも「人を見て判断」するそうです。

 

思いやりとは「他者」の目を持つこと

仕事の基本は思いやり。
相手の立場に立つことです。

第4章 ニューヨーク奮闘記

ニューヨーク

アメリカではクレージーなキャラを演出

前田さんは努力によって、UBS証券入社2年目でアメリカ本社へ転勤になります。

新人としては異例の抜擢だったそうです。

 

ニューヨークでも前田さんは、営業成績トップを取り続けます。

日本と同じに早朝から出社して働いていたので、「yujiはクレージーだ」と周りから言われていたそうです。

 

アメリカでもトップを取り続けているときに、
日本から訃報が届きます。

前田さんにギターをくれた親戚のお兄さんが亡くなってしまったのです。

 

このことで「死ぬこと」について深く考えるようになり、

「会社を辞めて起業しよう!」と決意しました。

 

イサオ
イサオ
まさにドラマのようなストーリーですね

 

モチベーションはどんな仕事術にも勝る

前田氏はSHOWROOMに命をかけています。

 

なぜそこまでできるかと言うと、
パッション(情熱)があるからです。

上を目指すならなら誰でもそう思うのでしょうが、前田さんの情熱はハンパないです。

 

やる気はすべてを超越します。

人の3倍の密度で生きる

人生のコンパスを持つ

 

他者の価値観という物差しを当てる

自己分析の目的は人生のコンパスを持つこと。

 

最も不幸なことは、価値観というコンパスを持っていないこと。

それで他の人がうらやましく見えるのです

 

僕が仕事にすべてを捧げられるのは、色々な生き方の選択肢がある中で、仕事に狂うと決めたたから。

「人生の勝算」 第4章より

スティーブ・ジョブズの言葉も紹介されています

「お前が今やろうとしていることは、今日が最後の日だとしても、やるべきことなのか?」

第5章 SHOWROOM起業

第6章 SHOWROOMの未来

第5章と第6章にはSHOWROOM起業から、未来にむけてのビジョンが書かれています。

 

イサオ
イサオ
ぜひ本書を手にとって読んでください

>>「人生の勝算」を読む

「人生の勝算」から学んだこと

人に好かれるためには、良いところを探して相手を好きになることが効果的

「当たり前のことをやり続ける」

前田さんの話にはやる気とか頑張るなど根性論のような言葉が多いです。

しかも前田さんの場合、「人より何倍も頑張っている」と完全に言い切っています。

多くの人は成功しても、「運がよかった」とか謙遜(けんそん)しますが、前田さんは言い切ります。

そこには「圧倒的な努力」があるんですね。

そして結果を出しています。

絶対的な自信があるのです。

それが彼の言う勝算なんですね。

「当たり前のことを圧倒的な熱量でやる」

 

関連書籍

まとめ

勝利のメダル
前田祐二氏の「人生の勝算」とは、

原体験に紐づく、ゆるぎない大きな志や夢です。

 

当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける。

 

イサオ
イサオ
これができれば前田さんを超えられるかもしれないですよ

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人生のコンパスを見つける方法は前田さんの2冊目の本「メモの魔力」に書いてあります。

『メモの魔力』【要約・感想】メモは取るだけじゃダメ?運命が変わるメモの取り方この本は、単なるメモや思考術のノウハウ本ではありません。メモは人生を変えてくれます。ただし、記録するだけのメモじゃダメなんです。...

 

 

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