そして自分でも何か取り入れたい。
すぐに役立ちそうな習慣を要約しました。
ライフハックとは、仕事術とか生活の知恵のことです。
毎日の小さな行動で、人生に大きな変化をもたらす仕事術をライフハックと呼んでいますが、天才たちがライフハックに使った道具こそ習慣だったのです。
本書には、スティーブ・ジョブズやイチロー、鳥山明やスティーブン・スピルバーグなど、誰もが知っている天才たちの知られざる88の習慣が紹介されています。
気になった方はぜひ実際に手に取って読んでみてください。
テレビゲームには「チートキー」という隠し機能が存在する。
インターネットを使ったオンラインゲームにも、ユーザーたちが作った「ハック」がある。これを使えば、敵の攻撃を簡単に避けられたり、普通は通れない道を通れるようになったりするので、他の一般ユーザーに簡単に勝つことができる
では、人生にもチートキーや、ハック―つまり、成功を簡単に手に入れられる裏技ーは存在するのだろうか?
(中略)
それを習慣として毎日実践できれば、知らない他人よりは、毎日一歩ずつ先んずることができ、やがて時間が経つと、普通の人には想像もできないような成果を手にできる。
(後略)本書 おわりにより引用
こんな人におすすめ
- 天才たちの習慣が知りたい
- 成功した人たちの行動が知りたい
- 人生を変えたい
この記事は『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』
(著者) 許 成準
出版社 : すばる舎 (2019/3/17)
より出典・引用して書いています。
1日ごとに差が開く天才たちのライフハック 要約・感想
第1章 集中力を強化するライフハック
ささいなな問題はあらかじめ選択肢を決めておく リチャード・ファインマン
リチャード・ファインマン(1918~1988)はアメリカの物理学者で量子力学の発展に大きく貢献した功績で1965年にノーベル物理学賞を受賞している。
ファインマンはどんな事柄についても、素早く結論を出すことができない優柔不断な面があった。
彼がマサチューセッツ工科大学の大学正だったとき、食堂では何種類ものデザートが選べました。
どれも美味しそうだったから、ファインマンはいつも「どれを食べようか…」と悩んでいた。
しかしあるとき、このようなつまらない選択のために悩むのは人生の浪費だと思い立ち、ある習慣を自らに課した。
「私はこれから、デザートは常にチョコレートアイスクリームを食べる」
この決心のとおり、彼は大学卒業後も他のデザートは口にしなかった。
そしてこの小さな習慣を、人生のすべての選択に適用していった。
これは日常における選択を最小にして、生活をシンプルにするための習慣だ。
アルベルト・アインシュタインも、毎朝何を着るのか考えるのが時間の浪費だとして、毎日同じ服を着た。
この習慣は、 Facebook のマーク・ザッカーバーグや、スティーブ・ジョブズも持っていた。
スケジュールを5分単位で管理する イーロン・マスク
イーロン・マスク(1971 ~)は「映画アイアンマン」の主人公のモデルとして有名である。
天才エンジニアでありながら、巨大なテック企業を成功させた経営者であるという個性が、主人公トニー・スタークにピッタリだったそうです。
彼は朝食をとらずに出勤して、すぐにたくさんの人と会ったり会議をこなさなければならなかった
だからすべてのスケジュールを5分単位で管理する習慣を持っている。
5分単位というのは「15分間メールをチェック、5分間休憩、20分間の会議、5分食事」という感じで、5分をひとつの単位として日程を計画しているということです。
マスクは実際に昼食を5分で会議中にテーブルで済ませてしまう場合もあったそうです。
5分単位というのはさすがに無理ですが、1日を短い単位に分けてスケジュール管理する習慣には、ポロモードテクニックという方法があります
ポロモードテクニックとは、「25分間仕事をし、5分間休憩をひたすら繰り返す」時間管理術です。
集中力が続かない人でも仕事の能率が上がるテクニック。
なかなか調子が上がらなかったり、意欲が湧かないときでも、「25分くらいならやってみるか」と思えますよね。
そしてこのサイクルを繰り返していると、どんな仕事に何回のポモドーロを当てはめれば良いのかが、感覚的に分かってきて効率よく仕事がこなせるようになります。
仕事に集中するためのテクニックとして、一定の時間をひとつの単位する手法は有効です。
この仕事が最後と考える フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー(1821~1881)は19世紀のロシアを代表する文豪です。
彼はひとつひとつの作品を、自身最後の作品だと考えて執筆する習慣を持っていました。
なぜこのような考えを持ったのでしょうか?
ドストエフスキーが生きた時代はロシア皇帝が統治していたが、同時にフランス革命の影響がヨーロッパ全土に広がっていた時期でもありました。
彼は空想的社会主義の一員だったため、友人と共に逮捕されてしまったのです。
銃殺刑を宣告された彼はこんなことを考えました
「もし私が死ななければ、もし生きれば私の人生は永遠のように感じられるだろう。もし生き残れば人生の1秒も浪費しないだろう」
そして兵士が銃を発射しようとしたまさにその時…
刑場に馬車が到着して、皇帝が特別に彼らの刑を減刑したことを知らせたのです。
こうしてドストエフスキーは死刑になる代わりに、シベリアで4年間の重労働を課せられました
シベリアから戻ってきたドストエフスキーは人が変わったようだったそうです。
作品ひとつひとつが自分の遺作だと思って渾身の力作を発表し続けたのです。
『罪と罰』、『カラマーゾフの兄弟』など…
現代の私たちは、インターネットやスマートフォンなど、その気になれば一生暇つぶしをして過ごすこともできます。
私たちの限られた時間を、どうにかして食い潰そうと、世界中の企業が狙っているのです。
目の前に銃を突きつけられるという経験はできませんが、「生き残れたら、これからは1秒も浪費しない」と言ったドストエフスキーの思いは、人生の教訓にしたいですね。
第2章 アイデアが湧いてくるライフハック
メモから過去の知恵を借りる クエンティン・タランティーノ
クエンティン・タランティーノ(1963年~)は「パルプ・フィクション」「キル・ビル」などの代表作で知られるアメリカの映画監督。
彼はIQ160の天才監督で、2回もアカデミー脚本賞に輝いている。
タランティーノの映画は、一般的なハリウッド映画と異なり、ストーリーがどう進行していくのか、観客には予測不可能なのです。
彼は普段から、聞こえてきたジョークや友達が雑談の中でふとした面白いことを、すかさずメモする習慣を持っていました
友人同士でビールを飲みながら騒いだ後、帰宅した彼は先ほど友人が話した傑作ジョークを思い出して書き残しておくのです。
この小さな習慣は、シナリオを書かない私たちもマネしてみる価値があります。
メモをとる習慣は、今のあなたが取り組んでいる仕事に、1か月前のあなたのアイデアや、1年前にあなたが聞いたことをプラスしてくれます。
今のあなたに過去の自分たちの体験を加えることで、何倍もの能力を発揮できるのです。
自分はバカだと思ってみる 広中平裕
広中平裕(1931~)は数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞を受賞した2人目の日本人です
謙虚な性格で知られる彼は、自分が他人よりノロマで賢くないと語っていました。
数学の分野にはいくつかの有名な難題があり、世界中の天才たちが解決しようと競争しています。
このような難題を解決するためには、優秀な頭脳はもちろん、心の負担(プレッシャー)を軽くする工夫も大切なのです。
そこで広中氏が実践していたのが「私はバカだから…」とつぶやく習慣。
こうすることで、自分が問題を解けないのはバカだから当然で「もしもできたらラッキー」と考えることができ、心の負担が劇的に改善されたそうです。
起業をしようとする人がよく「どうせ私には失うものはないから」とか「ダメでもともと」と言っていますね。
心の負担を軽くする自分なりの言葉を持つのは良い習慣です。
感動は隠さず表に出す スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズ(1955~2011)は毎朝、鏡を見ながら「もし今日が人生最後の日なら、
私はこれからしようとしている仕事をするだろうか」と自問自答していました。
しかしここで取り上げられているジョブズの習慣は「常に泣いていた」ことです。
彼は感情的になるとすぐ泣いていた。
社員が自分の意図とは違った製品を提案してくると、社員たちの前でも泣いた。
感動的な想像をした時には、いつも泣いていたそうです。
ジョブズはこう言っています。
私はたびたび、完璧な純粋さ―純粋な霊魂と愛―の中に私がいることを感じる。そのとき、私はいつも泣く。
彼は並外れて豊かな感受性を持っていたのです。
第3章 仕事の生産性を上げるライフハック
苦労せずに結果を出す方法を考える 鳥山明
鳥山明(1055~)はドラゴンボールで有名な漫画家で誰もが認める漫画の神です。
彼はいつも仕事を簡単に終える方法を考えていました。
『ドラゴンボール』は、異星人たちが都市をすべて破壊してから主人公たちと戦いますが、それは建物を描くのが面倒だから。
そして孫悟空が超サイヤ人になると、髪の毛が一瞬で白くなるのは(アニメでは黄色)髪の毛に色を塗るのが面倒だから。
「精神と時の部屋」も真っ白な空間なので、背景を書く必要がない。
努力と勤勉がすべてではない。何をするにしろ「これをもっと簡単に済ませる賢いやり方はないか?」と考える習慣を持っていれば、最小の努力で最大の結果を出せるはずだ。
(76ページより引用)
寝る前に次の日の仕事を始める デミス・ハサビス
デミス・ハサビス(1976~)は初めて囲碁で人間に勝利した人工知能AlphaGoをを開発したDeepMindの創始者です。
ハサビスの生活習慣とは、夜寝る前に次の日の仕事に少しだけ少しだけ手を付けること。
寝る前に少しだけ明日の仕事のことを考えておけば、翌朝「いったい何から手を付けよう」
となることも減ります。
「仕事の連続性」が高まり、モチベーションを高める効果も期待できる習慣です。
ダメなものはダメだと言う リーナス・トーバルズ
リーナス・トーバルズ(1969~)はビルゲイツのライバルとして知られる人物です。
なぜなら、世界のコンピューターのOS市場をWindowsと二分していたのは彼が作った無料OSのLinuxだからです。
ゲイツが「有料ソフトウェアの王様」だとすればトーバルズは「無料のソフトウェアの帝王」だと言えます。
彼は気に入らない仕事をする者には容赦ない罵声を浴びせる習慣を持っています。
「お前はアホか?」「私はお前が作ったバカなコードに呆れた」など。
Amazon の会長ジェフ・ベゾスも毒舌で悪名高い
残念ながらこの習慣は大成功した経営者に多く見られるのです。
京セラ創業者の稲盛和夫の言葉に、
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」というものがあります。
何かが間違っていれば、気分を害されることは承知のうえで指摘しなければならない。
もちろんトーバルズのような毒舌は、パワハラになるので学ぶ必要はありません。
だが、仕事の結果を素直に評価する習慣を徹底するだけでも、成果は大きく違ってきます。
与えられたものをそのまま使わない 中村修二
中村修二(1954~)は青色LEDを発明して2014年にノーベル物理学賞を受賞。
彼は日亜化学工業に在籍するサラリーマンでありながら、物理学の難題であった青色LEDの発明に成功した。
パソコンを使うときに、基本設定をそのまま使う人よりカスタマイズする人の方が、所得が高い傾向にあるという研究結果があります。
与えられるがままのツールを使う人より、それを自分の必要に応じて変える工夫をする人の方が創造性豊かで優秀だからです。
彼は実験する時に実験装置を改造して使う習慣を持っていました。
彼が青色LEDを発明できたのもその習慣のおかげだったといえます。
中村は現場のエンジニアから溶接やガラスを曲げる技術などを学んで、自分で実験設備を改造できるだけの技術を持っていたのです。
彼が青色LEDの開発に成功したのは、他の研究者たちが研究していなかった「室化ガリウム」という素材を使ったからだったが、当時これを加工できる装置は存在しなかった。
普通の研究者ならここで諦めるところだが、中村は現場で磨いた技術を使って、室化ガリウムを加工できるように実験装置を改造したのです。
このように、与えられたものをそのまま使うのではなく少しでも自分に合わせようとするのは、成功する人に共通する特徴と言えます。
また副産物として、ソフトウェアでも装置でも、カスタマイズしようとする過程でその機能についての知識も自然と身につく。
第4章 ストレスに打ち勝つライフハック
ルーティーンでストレスを緩和する イチロー
日本にルーティーン(日課)という言葉を広めたのはアメリカ大リーグで活躍したイチロー(1973~)でしょう。
オリックス・ブルーウェーブで7年連続で首位打者を獲得し、日本人野手として初めて大リーグに挑戦。2010年まで10年連続で200本安打を記録
そのイチローのコンディションを支えているのが日々のルーティーンです。
彼の打席での動きを見ていると、毎回寸分違わぬ準備運動をしてからバッターボックスに入ります
イチローは翌日のゲームの開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間などすべてのスケジュールを決めているのです。
イチローの1年間の動きはシーズン開幕と同時に決まってしまいます。
ルーティーンにはストレスを緩和する強い効果があるといいます。
つまりイチローは、苦痛に耐えながらルーティ―ンを守っているのではなく「いちばんストレスがない1日の過ごし方」を追求していったのです。
彼の習慣から学べるのは、ストレス緩和のためのルーティンは別に理にかなっていなくても良いということです。
特に試験や重要な仕事の前には、好きなものを我慢せずにカロリーが多めの食事をとるなど、普段は我慢している事をしても良いのです。
ストレスを緩和して心の健康を確認するのがルーティーンなので、体の健康はいったん忘れましょう。
常に最悪の状況を想定する ドナルド・トランプ
アメリカの第45代の大統領ドナルドトランプ(1946~)はもともと不動産投資で巨富を築いた不動産王。
彼の資産は推定で5000億円。
彼が大富豪になったのは、賢明な意思決定といろいろな状況に備える態度があったからです。
トランプは自分が物事について考えるときの習慣について、次のように語っています。
「私はいつも最悪の事態を考慮している。最悪の事態を想像していればどんなトラブルが起きても耐えることができる」
すべてを楽観的にとらえていると、トラブルが起きたときに対処が難しくなってしまう。
いつも最悪の状況を想定していれば、何が起こってもシュミレーション済みなので、その通りに動くだけでよいのです。
カンニングをしてみる バラク・オバマ
アメリカの第44代大統領バラク・オバマ(1961~)は「黒いケネディ」と呼ばれていた。
絶大な人気を誇った第35代大統領ジョン・ F ・ケネディに匹敵する演説の天才という意味だ。
実は、感動的で完璧なオバマ演説には意外と簡単な秘密があったのです。
それは彼がいつもテレプロンプターという、演説する者だけに原稿を字幕で表示してくれる装置を使っていたから。
オバマ大統領が演説の最中に少し口ごもったり、沈黙するといった突発的な動きなども、すべてテレプロンプターの原稿に書いてある演出でした。
この習慣からわかるのは、天才的な才能もトリックで簡単に作り出すことができるということです
その習慣は私たちにも応用できます。
電話で話すことが苦手な人は、話したい内容を事前にメモして、読みながら通話すれば良いのです
カンニングをしてるようですが、学校のテストではないし相手にはわかりません。
結果さえ良ければ方法はどうでもいいのです。
第5章学び、自らを高めるライフハック
死ぬまで日記を書き続ける レオ・トルストイ
「戦争と平和」などで知られるロシアの文豪レオ・トルストイ(1820~1910)は19歳から死ぬまで60年に渡って日記を書き続けた。
つまらない習慣だと思う人もいると思いますが、彼には明確な理由があったのです。
それは、自分の日常を記録して冷静に観察し自己管理のために活用するためだった。
強い意志と自己管理を日記を、書く習慣で身につけたのです。
日記には決まった形式もないし、内容が幼稚でも問題ない。
今日何をしたのかを記録するだけでもいいし、明日の計画を書いてもよい。
毎朝15分を将来に投資する サティア・ナデラ
Microsoftを復活させたのは、2014年に新しくCEOに就任した(サティア・ナデラ1967~)だった。
MicrosoftのCEOといえば、とても忙しい役職です。
だから彼は、朝の出勤前の時間を最大限に活用する習慣を持っています。
ナデラは朝にランニングマシーンで30分ほど体を動かし、頭の中で仕事の計画を立てる。
そして15分間はオンライン講座を視聴して、新しい知識を習得する。
私たちは「忙しくて時間がない」と言い訳をしますが、どんなに忙しくても1日15分位は将来の自分に投資できるはずです。
1日の少しの時間を未来の自分のために使えば、それは自分の身に返ってくるのです。
読書で自分の知らない世界に触れる ビル・ゲイツ
マイクロソフト創業者のビルゲイツ(1955~)の財産は約10兆円に上るといいます。
世界一の天才にして億万長者の1日の日課や習慣は、どんなものなのでしょうか。
ゲイツは起床すると、自分のジムで1時間ほど有酸素運動で体を動かす。
その後は、新聞を流し読みしながら1日の準備をする。
朝食を取らないことも多いが、気が向いた時にはチョコレートシリアルを食べるという。
そして自身が経営している慈善事業の仕事のために出勤する。
今でも月のスケジュールは5分単位で計画されるほど忙しい。
彼は働く時には常にメモを取る。
計画やアイデアを書き留めるためです。
彼は昼食に好んでチーズバーガーを食べる
ビッグマックを食べることも多い。
食事に執着しないのは彼が若い時からの性格です
お昼を食べた後はひたすら仕事を続ける。
だが、彼はいくら忙しくても読書する時間だけは確保している。
彼はブログに自分が読んだ本の感想を書く習慣を持っています。
ゲイツが高く評価した本は、一気に売り上げが伸びるそうです。
睡眠は7時間はとるようにしているらしい 。
この中で彼の成功に最も貢献した習慣は、やはり読書です。
ゲイツはさまざまなジャンルのビジネス本を読破し、新聞や雑誌も好んでいた。
読書の効用とは、自分がいる世界とはまったく違った景色を見せてくれて、視野を広げてくれることなのです。
著者紹介
許 成準(ホ・ソンジュン)
2000年、KAIST(国立韓国科学技術院)大学院修了(工学修士)
ゲーム製作、VRシステム製作、インスタレーションアートなど、様々なプロジェクトに携わった経験から、組織作り・リーダーシップを研究するようになり、ビジネス・リーダーシップ関連の著作を多数執筆。
主な著書として、累計10万部を突破した『超訳 孫子の兵法』をはじめとして、『超訳 君主論 ―マキャベリに学ぶ帝王学―』、『超訳 論語 ―孔子に学ぶ処世術―』、『超訳 資本論 ―お金を知れば人生が変わる―』、『超訳 アランの幸福論』、『超訳 韓非子 ―リーダーの教科書―』(すべて彩図社刊)などがある。
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