マイナンバーカードは、国民一人ひとりに割り振られた12桁の番号を示す身分証明書です
マイナンバーカードに保険証登録を行うことで、医療機関での受診や薬の受け取りがスムーズになり、さらには医療費控除の申請もより簡単になります。
この記事では、マイナンバーカード保険証登録のメリットや注意点、登録方法についてわかりやすく解説しています。
初めての方でも安心してマイナンバーカード保険証登録を行うことができます。
マイナンバーカード保険証登録のメリット
マイナンバーカードは、個人の社会保障や税に関する情報を含むICカードです。このカードを健康保険証として利用することができます。
マイナンバーカードの保険証登録には、いくつかのメリットがあります。
- 健康保険証を紛失するリスクを軽減できる。
マイナンバーカードはICカードなので、紛失しても読み取り機で読み取ることができます。そのため、健康保険証を紛失するリスクを軽減することができます。 - 転職・引越後もずっと使える。
新しい保険証を発行する必要がありません。 - 医療機関での受診がスムーズになる。
マイナンバーカードの保険証登録をすると、医療機関で受診する際に保険証の提示と本人確認の手続きが不要になります。そのため、医療機関での受診がスムーズになります。 - 窓口で限度額以上の」支払いが不要。
高度な医療費が」発生する場合でも手続きをする必要がなくなります。 - 医療費の管理がしやすい。
マイナンバーカードの保険証登録をすると、マイナポータルで医療費の明細を確認することができます。そのため、医療費の管理がしやすくなります。
保険証登録の注意点
- マイナンバーカードが有効な状態であること。
マイナンバーカードが有効期限切れになっている場合は、健康保険証として利用できません。 - マイナンバーカードの暗証番号を忘れずに入力する。
マイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまうと、健康保険証として利用できません。 - 医療機関がオンライン資格確認に対応していることが必要。
すべての医療機関がオンライン資格確認に対応しているわけではありません。健康保険証としてマイナンバーカードを利用したい場合は、事前に医療機関に確認してください。
マイナンバーカードの保険証登録方法
マイナンバーカードの保険証登録は、マイナポータルから申し込むことができます。また、セブン銀行ATMでも申し込むことができます。
マイナポータルから申し込む場合
【必要なもの】
- マイナンバーカード
- 数字4桁の暗証番号(パスワード)
- マイナンバーカード読取対応のスマートフォン(または、パソコン+ICカードリーダ)
- 利用するブラウザ用のマイナポータルアプリのインストール
【手続き方法】
「マイナポータル」にアクセスします。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
マイナポータル公式サイト
「健康保険証利用申込」をタップして、申し込みのページを開く
併せて、マイナポータルの利用者登録が行えます。
「申し込む」を押す。
数字4桁の暗証番号(パスワード)を入力。
「次へ」又は「OK」を押す。
・3回連続してパスワードを間違うと、ロックがかかります。
スマートフォンでマイナンバーカードの読み取りが上手くいかないときは、以下の項目をチェックしてください。
- パスワード入力から読み取り完了までスマートフォンとマイナンバーカードをピッタリあて続ける
- 読み取りが完了するまでに、5秒以上かかる場合がある
- 金属の机の上では読み取れない場合あり
- カバーをしている場合は、はずす
- 充電やイヤホン等のケーブルは、はずす
- Androidの場合は、NFC/おさいふケータイの機能をONにする
【iOSの場合】
スマートフォンの上部に、マイナンバーカードの中心を、押し当てて、動かさずに、しばらく待つ。
【Androidの場合】
スマートフォンの裏面のモバイル非接触IC通信マークに、マイナンバーカードの中心を、押し当てて、動かさずに、しばらく待つ。
≫マイナンバーカードが読み取れない場合の対処法。説明通りじゃダメ!
申し込み完了
- 申込状況を確認。
- 「マイナポータルの利用者登録」のチェックを外して、申込みされた場合は、「マイナポータルの利用者登録」の欄は、表示されません。
・パソコンで申し込む場合はICカードリーダーが必要です。
こちらSuicaやWAONなどの残高確認や、チャージもできるすぐれモノ。
セブン銀行ATMで申し込む場合
- セブン銀行ATMにマイナンバーカードと暗証番号を入力。
- 「健康保険証の登録」を選択する。
セブンイレブンが近くにある方は、この方法が一番簡単です。
まとめ
マイナンバーカードの保険証登録は、便利で安心な医療を受けるために有効な手段です。
より良い医療を受けることができます
窓口で限度額以上の支払いが不要になります
マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタンにできます
就職・転職・引越後も健康保険証としてずっと使えます
ただし、すべての医療機関がマイナンバーカードを健康保険証として利用できるとは限りません。マイナンバーカードを健康保険証として利用したい場合は、事前に医療機関に確認してください。