才能がないのかな
なぜ、多くの人は目標を達成できないのでしょうか?
「あたりまえで簡単に実行」できることと「誰もがあたりまえに実行している」ことはイコールではありません。
「成功とは生まれつきの才能で決まるものではありません」
「成功する人には共通の思考や行動のパターンがあります」
こんな人におすすめ
- 目標を立てても達成できない
- 失敗するとネガティブになってしまう
- 悪い習慣をやめたい
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この記事は「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」(著者) ハルバーソン,ハイディ・グラント 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017/6/22)より出典・引用して書いています
『やり抜く人の9つの習慣』の要約
第1章 目標に具体性を与える
具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜く
目標達成のために「やるべきこと」を具体化する
目標達成への障害になるものはなにかを明確にする
1成功を望むなら、成功をイメージする
2そこまでの障害をイメージする
3成功した自分と今の自分のコントラストを考える
第2章 目標達成への行動計画をつくる
「いつ何をやるか」を予定に入れておく
例(水曜日と土曜日には必ず筋トレをする)
【イフゼンプランニング】
「もしこうなったら、こうする」
条件と行動をセットにする
例(if)もし、職場で嫌なことを言われて頭に来たら(then)30秒深呼吸をして、冷静な対応をする
事前にするべきことをはっきりさせておけば、意識しなくても自動的に行動できる
第3章 目標までの距離を意識する
日々、どれだけ進歩したのかを確認する
「これまで思考」と「これから思考」
第4章 現実的楽観主義者になる
引き寄せの法則の落とし穴
「非現実的な楽観主義」では目標を達成できない
地に足の着いた「現実的な楽観性」を持つ
成功することの困難を意識する
「不安に思って障害を探す」ことは成功への大切なステップ
第5章 「成長すること」に集中する
「今できなくても、できるようになる」と信じる
能力は努力次第で伸ばせる
新しいことに挑戦する心の持ち方
「今、何ができるの」かではなく「これから、何ができるようになりたいか」を考える
「証明ゴール」と「成長ゴール」
人と自分を比べない
完璧主義にならないようにする
完璧を求めると失敗したときに投げやりになってしまう
第6章 「やり抜く力」を持つ
GRIT(グリット)=やり抜く力
【固定的知能観】
個々人の知能とはもって生まれたもの
努力して自分や状況をよくすることは不可能
【拡張的知能観】
能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる
「自分には伸びしろがある」と信じることでグリットを発揮することができる
第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
気の進まないことをして、意志力を鍛える
・スイーツを食べるのをやめる
・毎日、腹筋運動を100回する
(if))もし、スイーツを食べたくなったら、(then)ドライフルーツを最高3つまで食べる
すべての挑戦の共通点は「誘惑に打ち勝つ」こと
・禁煙⇒喫煙の誘惑に打ち勝つ
・ダイエット⇒ドーナツの魅力に打ち勝つ
意志力が強い人を思い浮かべると、それだけで意志力をパワーアップさせたり、回復を早めることができる
定期的な刺激で意志力を強くする
自分が達成したい目標に取り組むことで、意志力も鍛えることができる
意志力は有限である、使うと消耗する
第8章 自分を追い込まない
限りある意志力を有効に使う
大きな目標はひとつにする
「禁煙」と「ダイエット」のような2つの困難な目標に同時に取り組むのは避ける
どんな目標であっても、できるだけ簡単な方法を見つける
意志力を試してはいけない
やめるなら、一度に完全にやめる
実際、完全にやめる方が簡単です
第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
「~しない」という目標を「~する」に変える
ある思考をしないように努力すると、逆に頭の中はその思考でいっぱいになってしまう
「シロクマのことだけは考えてはいけない」
こう言われると、シロクマが頭から離れなくなってしまいます
目標を見つけることと同じくらい、どう表現するかが重要
【3パターンのイフゼンプランニング】
(if)もし次に仕事のオファーが来たら、(then)引き受ける前に一日考えよう
たばこを吸いたい衝動が起きても、それを無視する
「ショッピングモールに行って、買い物がしたいと思っても、私は何も買わない」
否定すればするほど、その行動のことを考えてしまう
イフゼンプランで大切なことは「あなたが何をしないのか」ではなく「何をするか」なのです
(if)もし次に○○をしたいと思ったら、(then)代わりに○○をするようにする
感想・気づき
イフゼンプランニングはすぐに取り入れました
- (if)朝5時に起きたら(then)ブログを書く
- (if)6時半になったら(then)コーヒーを入れて着替えをする
- (if)7時になったら(then)仕事に行く
完全に習慣化できました
著者紹介
ハイディ・グラント・ハルバーソン Heidi Grant Halvorson, Ph.D.
社会心理学者。コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。
コロンビア大学で博士号を取得。モチベーションと目標達成の分野の第一人者。
「ハーバード・ビジネス・レビュー」「ハフィントンポスト」「サイコロジー・トゥデイ」「フォーブス」などへの寄稿多数。
林田レジリ浩文(翻訳)
早稲田大学社会科学部卒。保険代理店経営のかたわら数百冊のビジネス書、心理学書の洋書を読み、気に入った本を自ら売り込み出版するスタイルの異色の翻訳者。
翻訳書に『オレなら、3秒で売るね!』『逆境に負けない人の条件』(フォレスト出版)『逆境を生かす人 逆境に負ける人』(ディスカヴァー)ほか多数。
関連書籍
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まとめ
達成できない目標などない
成功とは「正しい選択」「正しい戦略」「正しい行動」によってつかむもの。
生まれつきのDNAで決まるものではない
【目標を達成できる人の9つの習慣】
「いついつになったらやる」と計画している
「目標に近づくために何をすべきか」に焦点を当て、モチベーションを維持している
成功できると信じている、同時に努力は怠らない
最初から完璧を目指さない
どんな能力でも努力で身につけられると信じている
意志力も鍛えれば強くなることを知っていて、習慣的に鍛えている
意志力も使いすぎれば消耗することを知っている
誘惑をできるだけ近づけないようにしている
意志力で誘惑に打ち勝とうとはしない
「やらないこと」ではなく「やること」に焦点をを置く
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