「後回し」にしない技術「すぐやる人」になる20の方法の内容が知りたい。
やらなければならない仕事があるのに、つい後回しにしてしまう…
夏休みの宿題は必ず最後の日まで残っていた。
そんな方は本書をを読んでみてください。
韓国で22万部売れたベストセラー本です。
間違いなく実行力が上がります。
才能や知識、アイデアがいくら優れていても実行力が0点なら成果もやはりゼロ。
不幸な人と幸福な人、失敗した人と成功した人。その違いは実行力です。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツは、実行力があったから成功したのです。
成果=力量×実行力
実行力は生まれつきの資質ではなく学んで練習すれば誰でも開発できる、
一種の「技術」だ実行力が足りなければ、ノウハウを学んで練習すればいいのです。
こんな人におすすめ
- アイデアを実行できない
- すぐやる人になりたい
- 成功者になりたい
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この記事は『「後回し」にしない技術』
(著者) イ・ミンギュ (著), 吉川南 (翻訳)
出版社 : 文響社 (2021/1/14)
より出典・引用して書いています。
「後回し」にしない技術の要約・感想
第1章 決心する(要点まとめ)
成功のイメージに逃げ込んではならない
ゴールではなくプロセスを見える化する
「切実に願い、生き生きとイメージさえすれば、夢が叶う」といったプラスの自己暗示は、実際には思ったほど効果がなく、目標を達成するうえでかえって邪魔になることもある。
バラ色の未来をイメージしてばかりいる人たちは、成功を手にする前に簡単に挫折してしまい、イメージの中に逃げ込む可能性が高い。
実践を続けられる人の特徴
目標達成につながる自分だけのルートを探しをしている。
このルートを探す作業を「ルート探索」という。
そして目標達成まで何をやり障害物にぶつかった時にどう解決するかなど成功までのプロセスを生き生きとイメージすることを、「プロセスの視覚化」という。
人生の成功を手にするには目標達成した場面をイメージする「ゴールの視覚化」よりも、目標までのルートを正しくとらえる 「プロセスの視覚化」の方が、ずっと重要なのだ。
目標を達成するにはふたつの動機付けが必要
それは、「スタートモチベーション」と
「持続モチベーション」です。
「スタートモチベーション」は目標を達成した状態をイメージすること(ゴールの視覚化)
「持続モチベーション」は目標達成までのプロセスによってつくられる。
目標達成のルート(プロセスの視覚化)が見つからない限りスタートモチベーション(ゴールの視覚化)がいくら強くても実践を持続させることはできない。
そのため、目標を達成することができません。
実行力に優れた人たちは楽観的な思考と悲観的な考えを同時に持つことができる
これを両面的思考といいます。
成功のコツは他の人の「方法」をまねること
「他人の良い習慣をまねる」これををベンチマーキングと言います。
望むものを手に入れたければ、すでにそれを持っている人たちの習慣を研究して、それをまねるのが一番の方法なのだ。
スケジュールは逆から立てなさい
逆算スケジューリングを取り入れよう
最終目標が「いまやるべきこと」を決める
計画を立てる手順には2つの方法がある。
現在を起点に順々に計算して目標達成の時期を推定する「順行スケジューリング」
最終的に目標を達成する時期、つまり未来を起点に逆算していますぐすべきことを選択する「逆算スケジューリング」
目標の達成を基準にして逆方向から現在の状況を見れば、選択の幅はずっと狭まる。
99%の人は、現在を見ながら未来がどうなるかを予測し、1%の人は未来を見据えながら、今どう行動すべきかを考える。当然、成功するのは後者の1%だけだ。
変われないのは望んでいないからだ
なぜやらなくてはならないかを突き詰める
変わりたくてもなぜ変われないのか?
今の状況が、耐えられないほど苦痛ではなく、切実に望むものがないからだ。
何かを成し遂げたければ漠然と「やってみよう」という考えではだめだ。「なぜ、やらなくてはならないか」、その切実な理由を探さなくてはならない。
どんな目標でも、切実な理由を探し出し、差し迫った気持ちで取りかかれば、その目標はすでに半分は成功したも同然だ。
変化するために必要なのは切迫と切実
変化を望みながらも変化できないのは、現状がそれほど切迫しておらず切実に望まないことを意味する。その状態では絶対に成功することはできない。
効果的に行動を変える手段はひとつしかない。
まだ変えられないでいる習慣を、耐えられないほどの苦痛に結びつけ、新しく起こす行動を信じられないほど大きな見返りに結びつけることだ。
何かを望みながらもうまく実行できている人たちには数千通りの「実行できない理由」がある。
彼らに必要なことは、「それを実行すべきただひとつの切実な理由」だ。
あきらめずに最後まで決心を実行する人たち、成功する人生を歩む人たち、彼らの共通点は他人が「できないというための多くの言い訳」を考えている時、「やるべきだだひとつの切実な理由」を探し出す事にある。
第2章 実行する(要点まとめ)
ベストタイミングは常に「いま」だ
新年の決意が3日しか続かないのは、心の中に実行したくないという強い動機がかくれているから
特別な時間、特別な日まで決心を先延ばしにすることは、表向きはいくら変化を望むと言っていても、内心では絶対に変化したくないと言っているのと同じことだ。
後で実行する計画に対しては気持ちが大きくなりやすく、いくら小さいことでもすぐに実行するのは難しい。
億万長者は手紙やメールを返信するスピードが違う
スピーディーに反応すれば、どんな状況でも他人の好感と信頼を得ることができる。
なぜなら、人は相手がスピーディーに反応してくれるとき、自分が尊重されていると感じ、相手を信頼できる人だと判断するからだ。
どうせしなくてはならないことなら、即断即決で処理するのがよい。
人生で最も破壊的な単語は「あとで」
新たなスタートのための完璧なタイミングはない
最も実践に適した日は「今日」であり、最も実行に適した時間は「今」である。
不幸な人たちは「明日やろう」と言い、成功して幸せな人たちは「今」やると言う。
だから「明日」と「あとで」は負け組の単語であり、「今日」と「今」は勝ち組の単語だ。
実行力を高めたければ、いますぐ目標に関係した何かに手を付けるべきだ。
最初の1%の行動に全力を注げ
小さなことから始めよう
私たちはなぜそれを始められないのか?
多くの人は、手を付ける前に夢をあきらめてしまう。
だが、成功者たちはいくら難しいことでも、その中から簡単にできる小さなことを探しだす。
走り出しさえすれば、半分は終わったも同然。
意欲がわかないことに手を付けるもっともよい戦略は、まず小さなところから始めてみることだ。
簡単で小さな仕事をひとつ、今すぐに始めよう。不思議なことに、いったん始めさえすれば、そこからは楽に進むことが多い。
意欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲がわかないのだ。
「成功スパイラル」のスイッチを オンにする
習慣を変えることは、最初はとても難しい。だが、ひとつの習慣を変えれば次の習慣は次第に変えることが簡単になる。
- どんなことでも長く続けてこそ成果が生まれる
- 長続きを望むなら最初からあまり欲張ってはならない
- 決心を少しでも実行したら目標達成とする
目標は大きく持っても、小さな単位から始めよう
それが成功したら、次の単位に移ろう。
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「ふたつの締め切り」を作る
「先延ばしの神」は誰のもとにでもやってくる
なぜか常にあと1日足りない。
多くの人が締め切り直前に行動を起こします。
そして終わるのは締め切りギリギリです。
締め切りに人生をコントロールされる人の特徴
- 他人が決めた締め切りに従って動き足元に火がついてから焦って飛び回る
- 準備が不十分な状態で動くため、絶えず生きることに忙しい
自分で締め切りを調節できなければ、締め切りに自分の人生をコントロールされてしまう。
いつも時間が足りず大変な思いしてる人達の行動パターン。
- いつも動き始めの腰が重い
- 最後まで仕上げることができない
- 始めることもできず、仕上げることもできない
開始デットラインの驚くべき効果
実行力に優れた人の心の中には、実は「ふたつの締め切り」がある。
仕事をいつまでに終わらせるという「終了デッドライン」だけでなく、仕事をいつから始めるかという「開始デッドライン」を持っているのだ。
- 始めるのが遅くなってしまう時は、「開始デッドライン」を決めて、その時間の前に始める習慣を作る
- 仕上げが遅れる時は、「終了デッドライン」の前に仕事終わらせる習慣を持つ
締め切りこそがあなたを 緊張させ、必死にさせる
人は締め切りに合わせて仕事を始める
人間は時間に余裕があると無駄に仕事を膨らませて、与えられた時間を残らず使い、ぎりぎりになって仕事を終える傾向がある。
時間がないから成果をあげられないのではなく、時間がありすぎて成果を出せないことの方がずっと多いのです。
- どんな状況であれ、すべてのことを全部やる時間はない
- どんな場合でも、必ずやるべきことをやる時間はある
締め切りを最大限に活用する3つの大原則 (先延ばしの神の撃退法)
- 小さなことからひとつずつ練習する
- はっきりと定義する
- 重要な仕事をするときは締め切りを公開する
やるべきことがあれば必ず締め切りを決めて、道草をしないようにする。
小さな仕事でも自分なりの締め切りを設定する。
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人生は「実験」の連続だ
すべての行動は実験だと考えよう。
できない理由を並べる前に実際にやってみたのか?
すべてが実験だと思えば人生は180度変わる。
いちばんやりたくない仕事、いちばん恐れている仕事のほとんどは、あなたが絶対にやらなくてはならないことだ
人生の幸福と不幸、成功・失敗は、そのような仕事を進んでやれるかどうかにかかっている。
その際にもっとも助けになるのが、まさに実験精神だ。
実験精神が優れている3つの理理由
- 失敗に対する恐れを和らげる
- 創造性が高まる
- 自分と現実をコントロールできる
帰宅して毎日テレビを見ているなら、テレビを見る代わりにできることを考えてそのうちの1つを実験精神を持ってやってみる。
読書をする、散歩をする、音楽を聴くなど
- これまでのパターンと違う行動すればいくつかの変化が起こる
- 生活スタイルがバラエティに富み考え方が変わる
- 惰性から抜け出して選択の幅が広がり活力がみなぎる
見られていないと人は動かない
誰かに見られている事を意識すると行動は変わる
誰もいないと思って、決心を行動に移さないでいるなら、誰かの目を思い浮かべるとよい
自分を観察し記録することで行動が変化する
自己観察の3つのステップ
- 誰かの目、または自分の目で自分を観察する
- 数値を使って観察結果を記録する
- 変化を人に教える
どんなことでも自分を観察対象にすれば、その活動をより意識的に自覚し、もっと頑張ろうと努力するようになる。
大事な仕事の前に雑用をやりたくなる理由
勉強しないために机の片付けを始める
やりたくない仕事から逃げるためのいちばん簡単な方法は、その仕事と少しでも関係があって、しかも楽な仕事を見つけること。
人間は本当に重要重要だけれどもやりたくない仕事(頭を使わなくてはならない仕事)があるとき、単純な仕事(頭をあまり使わなくてもいい仕事 )をすることで、ストレスから逃げようとする傾向がある。
一生懸命に生きているのに、なぜか心の片隅がむなしければ、自分にこういう質問しよう。「この仕事をしている理由は何だろう?」と。
重要でないことに気持ちがとららわれてしまう3つの理由
- 目標がはっきりしない
- 簡単で楽しい
- 理由を提供してくれる
先延ばしにする人ほど準備期間が長い
仕事をさっと始める人のもう一つの特長、は整理と整頓がうまいということだ。
必要のない物を片付けたり捨てたりすることを「整理」といい、必要なものを使いやすく並べることを「整頓」という。
価値の低い仕事をいくら一生懸命にやっても無意味
失敗するものは常に、将来は苦痛の種になるかも知れないが当面は楽しい仕事に一生懸命になり、成功する者は、将来的に大きな満足を与えてくれるが現在は苦痛な仕事―嫌う仕事を先にする。
失敗する人は、重要な仕事から逃げるために、わざわざ不必要な仕事を作ってしまうのです。
第3章 維持する
人はセルフイメージ通りの人間になる
理想の自分を描こう。
創造的な人は自分を創造的たとイメージしている
人間の考えは行動を決定し、人間の行動は運命を決定する。
「私はこんな人間だ」と自らを規定すれば、本当にそんな人間のように行動する。
そうして結果的にそんな人間になる。
自分を小さな箱に閉じ込めるな
もっと大きなことをしたければ、まずあなた自身をもっと大きくイメージしなくてはならない。
自己イメージがあなたの行動を決めている。
人は誰でも「自分は~な人間だ」という自己イメージを持っている。
そして、それに合致する証拠を探し出し、自己イメージに合わせて行動しようという強い欲求を持っている。
今とは違う姿で生きていきたければ、理想に描く姿の人間として自分をイメージしさえすればよい
本をたくさん読みたいなら、「本をたくさん読みたい」と望む代わりに「私は1週間に1冊以上、本を読む人間だ」とはっきり自分を規定しよう。
実行力のある人間になりたければ「自分は意志薄弱だ」という考えを頭から追い出して、自分は決心すれば必ずやり遂げる人間だ」と、キッパリと規定すれば良い。
自己イメージを変えるための3つのステップ
- 決心しながら実行に移せないでいることをひとつ思い浮かべる
- 実行を妨げている障害物となっている自己イメージを探してみる
- それを変化への足掛かりとなる自己イメージに置き換える
ある人があなたとどう接するかは、あなたが実際にどんな人間かということよりも、その人があなたをどう規定しているかに全面的にかかっている。
同様にあなたの態度や行動も、あなたがあなた自身をどう規定しているかによって決まる。
いくら努力しても行動が変わらないなら、行動を変えようとするのではなく、イメージをつくり替えることだ。
自己イメージが変われば、行動は自然と変わるものだからだ。
あなたの運命はあなたのイメージがつくり、あなたにチャンスを与える第一任者はあなた自身であることを肝に銘じよう。
人の頼みは断れないのはなぜか
どうして嫌なことを嫌と言えないのか?
人間関係において人に対する気づかいほど重要なことはない。
だが生きていく中で気づかいに劣らず重要なのは、自分の立場を主張する勇気だ。
何を選択し何を放棄するかをはっきり決めて、自分の選択に責任を負うのだと考えれば、意外に簡単に人の頼みを断ることができる。
断れないのは、自分の決定に責任を負いたくないからだという場合が多い。
掃除をしたければ、家に友達を呼ぼう
自分ではなく環境をコントロールする。
意志の力に頼ってはならない。
平凡な人だけでなく、偉大なことを成し遂げた人たちも、さまざまな誘惑を受けることには変わりない。
特別に意志が固かったから、彼らは誘惑に負けなかったのではない。
独自の賢い方法を持っていたからだ。
実行力に優れた人たちは意志力がずば抜けているというより、事前措置戦略を持っている。
事前措置戦略とは、環境をコントロールすることによって自分をコントロールする方法
背水の陣の凄まじい力
図書館に行けば勉強するしかなくなる。
部屋の掃除をしたければ友達を家に呼ぼう。
逃げられない状況に自分を囲い込み、望みのことに没頭するために囲込む。
望むことを確実に得ようとすれば、背水の陣を敷くのが最も効果的だ。
長い目で見ればいくら重要なことであって、当面苦痛を伴うことならなんとしてでも避けたいのが人情だ。いくらやめなければと思っていても、その瞬間は快楽を得ることに心惑わされるのもまた人情だ。
だから本当にやるべきことがあれば、自分を檻に閉じ込め、苦痛に甘んじてもも実行せねばならない。
やってはならないことがあれば、そちらへの逃げ道を断とう。
やるべきことがあれば、何としてでもそれをするしかないよう、檻をつくろう。
背水の陣を張って戦う人とこっそり退路を作っておく人とでは、多くの面で違いがでる。
目の色も違い、態度や行動も違う。その違いが勝敗を分ける。
効率と効果の違いを知る
死ぬほど働いても暮らしが楽にならない理由
どんなことでも、一生懸命にやって他人より上手くなれば、得られるものも多いだろうと考える人は多い。
たが残念ながら、それは錯覚である場合が多い。効率と効果は全く違うものだからだ。
多くの人が効果を考えずにただ熱心に働いている。だから世の中は死ぬほど働いても望むものを手に入れられない人でいっぱいだ。
効率と効果の違いを認識した瞬間から変化が生まれ始める。
【効率】 投資した努力と結果の比率。
効率が高いからといって必ずしも成果が保証されるわけではない。
【効果】 現実の成果や寄与度に直結する中心的な役割の仕事をどれだけよくやったかという尺度。
効果が高い仕事をするということは、成果を出せる仕事をよくやったということだ。
価値のない仕事をせっせとしたからといって価値が上がるわけではなく、重要でない仕事を効率的にしたからといって、その仕事が重要になるわけでもない。
世の中には、もっと少なく働いていていながら、もっと多くのものを手に入れる人々、そして余裕のある豊かな人生を送っている人たちがいる。彼らは常に効率より効果を優先して考える。
自分の1日をじっと振り返ってみよう。
効果が低いことばかりに必死になってしまっていないか、考えてみる必要がある。
付加価値の低い仕事に踊らされてはいけない
成果の上がらない人は、効果のない仕事を効率的にやっているだけ。
重要でないことに大切なエネルギーを注ぐのはやめよう。
意味のないことに利用価値の高い時間を使うほど愚かなことはない。
人がしていることを昨日と同じようにやって生きていれば、絶対に今ある以上の人生を送ることはできない。
いかなるときも目標から目をそらさない
障害物が目に入るのは、目標から目をそらすからだ。
望むものがあれば、そこから目をそらしてはならない。
望むものを手に入れたければ、望まないこと、避けたいことについてではなく、望むものとそれを手に入れる方法について考える時間をもっと増やさなければならない。
【目標を達成できない人の特徴】
- 目標に対する切実な動機がない
- 誘惑に振り回されやすい
- 目標を忘れて過ごす時間が多い
アンテナを高く立てればヒントは勝手に集まってくる
ある分野で頭角を現した人たちには、共通点がある。
目標がはっきりしていて、寝ても覚めてもその目標から目をそらさないという点だ 。
私たちは自分が毎日考え、行っている通りの人間になる
ある目標に集中すると、人間の脳は目標と関連したことだけに強く反応し、それ以外の刺激を無視するようになる 。
あなたの周囲には目標達成を助けてくれる素材がまるで電波のように満ちている。
そしてあなたがアンテナを立てさえすれば、それはあなたの目標達成を助けるために超スピードで集まってくる。
雨が降るまで雨ごいをしよう
臨界点は必ずやってくる
臨界点に到達する前は、いくらエネルギーを加えても目に見える変化は表れない。
だから多くの人が成功を目の前にしてあきらめてしまう。
世の中の全ての変化には臨界点がある。
臨界点とは、水が100℃になると沸騰し水蒸気になる。などの変化の起こる瞬間。
やれるだけやったと思えたとき、これ以上可能性がないと思ってあきらめたくなったとき、肝に銘じるべきことがある。
まず、あらゆる可能性を試したと思っても、まだ可能性は残っている。そして、表向きには目に見える変化がないにしても、内側では少しずつ変化が起こっている。
さらにチャレンジし続ければ、「この状態」から「あの状態」に突然変わる瞬間、すなわち臨界点がやってくる。
人は決して失敗しない。ただ、途中でやめているだけだ。
教えることは学ぶこと
人は誰かに教える時にもっとも多くのことを教わる
誰かを助け、他人に教えるとき、自分自身に驚くべき変化が起こる。
他人を助けながら、助けをもらい、誰かに教えながら、より多くのことを学ぶのだ 。
その理由として
- 教える過程でノウハウをさらに多く身につけるから
- 誰かに教えると、それに見合った自分のイメージをつくるから
- 言葉と行動を一致させようとするから
人はは自分が知らないことを他人に教えることはできない。
人は誰でもイメージに見合った行動をとろうと努力する。
人は本心からでなくても、いったん言葉を口にすると、それに見合ったことをする。
人は教えながら学ぶ。慰めながら慰められ、助けながら助けられる。
いますぐ、そばにいる人に、この本で読んだことをひとつ教えてあげよう。
もっともしっかり学べるのは、他人に教えるときだ
毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう
人間関係に関する本を山のように読んでも、少しも人間関係がよくならない人は多い。
読んで何か感じても、本棚に入れた瞬間に忘れてしまうからだ 。夢もビジョンも実行が伴わなければ幻想に過ぎず、いくら分析力が優れていても実行しなければ金持ちにはなれない。
実行力は目標を目に見える成果へと導く結び目であり、自分の運命はあなたが実行するかどうかに関わっている。
小さなことを、ひとつだけ選ぼう。そして、今日すぐに実行に移そう。
部屋の片付けをしたければ、引き出しの整理から始めよう。
後悔はいくら早くても早すぎることはなく、始めることはいくら遅くても遅すぎることはない。
昨日と違う明日を迎え、他人と違った人生を生きてれば、必ず満たすべき前提条件がある。
昨日と違うことを考え、他人と違う事を行わなければならないということだ
1日に何度でも、習慣的にやっていることの手を止め、毎日1分だけでも考える時間を持ち、次に1%だけ昨日と違い、1%だけ他人と違うことを実行しよう。
著者紹介
イ・ミンギュ
心理学博士、臨床心理専門家。
檀國大学校特殊教育学科を卒業し、ソウル大学校大学院心理学科で臨床心理学の修士・博士の学位を取得。
ソウル大学校学生生活研究所にカウンセラーとして勤めた後、朝鮮大学校医科大学精神科教授を経て、現在亜洲大学校心理学科教授として研究を続けている。
2001年に第1回亜洲大学校講義優秀教授賞を受賞
「幸せな人生を手に入れるためには1%だけ変えればいい」という哲学を主張して数多くの人に影響を与え、「1%行動心理学者」と呼ばれている
これまでの著書に、韓国で100万部売れたベストセラー『好かれる人は1%が違う』(東洋経済新報社)をはじめ、『1%だけ変えても人生が変わる』『肯定の心理学』(ともに未邦訳)などがある。
吉川南(よしかわ みなみ)
翻訳家。
韓国の書籍やテレビ番組の字幕など、ジャンルを問わず幅広く翻訳を手がけている。
訳書に『私は私のままで生きることにした』(ワニブックス)、『あなたにそっと教える夢をかなえる公式』『成功者の話を聞けば君も成功できる』(ともにサンマーク出版)、『毒消し「黒豆」ダイエット』(SBクリエイティブ)など多数。
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「決心する」「実行する」「維持する」これができれば「後回し」がなくなり、実行力が身につきます。
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