「メモの魔力」って何だろう?
メモには記録のメモと知的生産のメモの2種類があります。
記録用のメモはは作業しているだけで、何も生み出してくれません。
知的生産のためのメモを取ることで人生が変わるのです。
この本は、単なるメモや思考術のノウハウ本ではありません。
この本を読めば、メモの常識が変わります。
今までのメモの取り方のダメな点が分かります。
メモは人生を変えてくれます。
ただし、「メモの魔力」を読んだだけでは何も変わりません。
行動できるかどうかで人生が変わるのです。
こんな人におすすめ
- メモの取り方がわからい
- メモが上手に取れるようになりたい
- 人生を変えたい
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この記事は『メモの魔力』
(著者) 前田裕二 出版社 : 幻冬舎 (2018/12/24)
より出典・引用して書いています。
著者紹介
前田裕二(まえだゆうじ)
SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。
2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。
2011年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。
数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。
13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。
15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。
「メモの魔力」の要約
序章:「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
なぜ僕は、ここまで狂ったように「メモ」にこだわるのか。
メモこそが自分の人生を大きく変革した魔法の杖であると直感しているからです。
メモの魔力(序章)より引用
メモがあなたの「人生のコンパス」を作る
自分を知り、人生のコンパスを手に入れる。
メモによって夢は現実になる。
紙に書いたものを何度も見返すことによって、
脳に強くインプットされる。
そのためのツールが「メモ」なのです。
第1章:メモで日常をアイデアに変える
メモを「第2の脳」として活用する
メモは外付けハードディスクです。
脳の中の情報を外に書き出すことで「空き」をつくり、想像力を発揮することに使うのです。
僕にとってメモは「生きること」である
メモによって鍛えられる5つのスキル
(知的生産性の向上)
情報を「素通り」しなくなる
(情報獲得の伝導率向上)
相手の「より深い話」を聞きだせる
(傾聴能力の向上)
話の骨組みがわかるようになる
(構造化能力の向上)
あいまいな感覚や概念を言葉にできるようになる
(言語化能力の向上)
アイデアを生み出すメモの書き方
ノートは見開きで使う
ノートを見開きで使う理由
- 書き込む場所が狭いと思考が窮屈になる
- 左側に事実、右側に発想を書く
- 空いている右側を埋めたくなる
出典:メモの魔力
「日付」「サマリー」「標語」を書く
左側のページ
左上に日付、サマリー(要約)
「ファクト」客観的な事実。
ミーティングの会話の内容など
「標語」何の話かを一言で表現
(タイトル付け)
右側のページ
「ファクト」を抽象化する。
抽象化した気づきを「転用」する。
「ファクト⇒抽象化⇒転用」
という最強のフレームワーク
- インプットしたファクトをもとに
- 気づきを応用可能な粒度に抽象化し
- 自らのアクションに転用する
4色ボールペンによる色分けで判断能力を上げる
- 黒 ファクト
- 青 やや重要
- 赤 最重要
- 緑 主観的な発想(自分が思ったこと)
第2章:メモで思考を深める
抽象化は人間に与えられた最強の武器
【抽象化の3類型】
What(何が)How(なぜ)Why(どうやって)
出典:メモの魔力
抽象化とは本質を考えること
what型抽象化で、言語化能力を高める
右脳だけでは人を動かせない
言語化の第一歩は自分の心になぜを向けること
言語化がうまい人に共通する2大条件
1 抽象化能力が高い
2 抽象的な概念に名前をつける力が高い
「刺さる」言葉のストックが表現を洗練させる
自分を一歩引いて客観視する。
第3章:メモで自分を知る
自己分析1000問に答える(本書の付録)
第4章:メモで夢をかなえる
夢を紙に書くと現実になる
紙に書いた時点で潜在意識に深く刷り込まれる。
「想い」と「思い」の違い
「想っている」はより深い想像力で考えている。
考え得るすべての夢を書き出してみる
出典:メモの魔力
- Sランク 絶対にやりたい
- Aランク 相当強い想いでやりたい
- Bランク やりたい
- Cランク できればやってみたい
モチベーションの2類型
出典:メモの魔力
とるべき行動の細分化
ゴール設計時に有効な「SMAART」というものさし
Specific 具体的である
Measurable 測定可能である
Achievable 達成可能である
Related 関連性がある
Time 時間の制約がある
「ライフチャート」で人生を水平に捉える
出典:メモの魔力
第5章:メモは生き方である
メモの本質は「ノウハウ」ではなく姿勢である
メモを習慣化するためのコツ
テンションの上がるノートやメモ帳を買う
終章:ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう
感想・気づき
書いただけで満足して、見返すこともほとんどなし。
「知的生産のためのメモ」が取れるようになるには、
とにかく何でもメモ、すべてメモ!
メモを習慣化する。
メモによって鍛えられる5つのスキル
- アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
- 情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
- 相手の「より深い話」を聞きだせる(傾聴能力の向上)
- 話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
- あいまいな感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
メモをとる上で大切なのは、シンプルに「とにかく書くこと」
紙に書いた時点で、潜在意識に刷り込まれる。
スキルが身につきます
テンションの上がるノートとペンは必須ですね
関連書籍
まとめ
この本が伝えたいのは「ノウハウ」ではないのです。
なので、メモの魔力を読んだだけでは何も変わりません。
行動するかどうかで決まります。
ぜひ手に取って何度も読み返してください。
僕にとって、メモとは生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
メモの魔力(終章)より引用
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