「多くの人の頑張りは、科学的に正しくない」
ほとんどの人が、幸せとは何かわからない。
いきなり衝撃的な言葉が飛び込んできます。
「幸せになるための授業を受けたか、受けていないか」の差だそうです。
世の中には同じ年齢、同じ仕事、同じ年収、同じ場所に住んでいたとしても、幸せな人と不幸な人の2種類がいます。
それは幸せになるための知識の差だけ。
必要なのは幸せになるための知識です。
今は科学的に、「自分で自分を今以上に幸せにする」ことができる時代なのです
こんな人におすすめ
- 家族のため、会社のために遅くまで働いている人
- 理不尽な仕事に耐えながらも休むことなく会社に出勤してる人
- 人間関係に悩みながらも、我慢して人付き合いを続けている人
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この記事は「99.9%は幸せの素人」(著者) 星 渉 (著者) 前野 隆司 出版社:KADOKAWA (2020/11/27)より出典・引用して書いています
「99.9% は幸せの素人」の要約
序 章 あなたの信じていることが全て嘘だとしたら
99.9%の人が知らない残酷な真実。
人は誰でも自分にメリットがある選択をしたいと思っている。
「幸せの素人」は正しい選択をできない。
第1章 「お金が全てじゃない」を言い訳にしたい
お金で幸せを買うことができるのも事実。
しかし幸せを感じるのは年収800万円まで
年収が2倍になっても幸福度はたった9%しか上昇しない。
何かを犠牲にして得た2倍の年収では幸福度もさほど上がらない。
お金に人生を支配されない生き方
・「経験」にお金を使う
稼いだお金で、どんな経験をするのか?
・「人」にお金を使う
稼いだお金を、誰のために使うか?
第2章 嫌われる勇気は不幸の始まり
本当は誰だって嫌われたくない。
温かな人間関係が最も私たちの幸福度に影響を与える。
人を愛する方法は「オキシトシン」を増やすこと
- 1スキンシップ(8秒ハグ)
- 心温まる映画を観る(ミラーニューロン)
- 一日一善ではなく「週一・五膳」
第3章 努力する気がないなら結婚してはいけない
「結婚」とは「スポーツ」である。
結婚生活は慣れたら終焉の始まり。
美男美女でも結局は3年で飽きる。
「結婚して幸せ」は幻想!努力が必要
第4章 「ポジティブ思考」という病から抜け出す
幸福度に影響を与える3つの感情
- ポジティブ感情
- ネガティブ感情
- 人生満足度
3つの要素それぞれは独立的に私たちの幸福度に影響しています。
・ポジティブ感情とは「将来への希望」から生まれる
・心配事が実際に起きるのは13%の確率でしかない
・人生の満足度はどれだけ「自分へのハードル」を下げられるかで決まる
できていない部分だけを見るのではなく、できている部分も見てあげる。
自分で自分の労をねぎらう。
第5章 科学的に行動量を増やして努力を継続させる
「それなりに」の先には「それなりに」の毎日しか待っていない。
なりたくない状態を、すべて反転させてみる
「常にイライラしている」→「常に機嫌がいい」
「人を信用しない」→「人を信じることができる」
第6章 あなたの「幸せ偏差値」を科学的に測定する
人生100年時代、幸せな生き方は何歳からでもできる。
焦る必要も、あきらめる必要もないのです。
第7章 働きながら幸せになるという反則技
幸福度が高い人ほど優秀な人材
お金に意識を向けるのではなく、時間の使い方を考える
お金は人生の経験ほど重要ではない
夢や目標は実現することが重要なのではなく、まず持つことが重要
- あなたの人生の目標は何ですか?
- あなたが大切にしたいことは何ですか?
- あなたは何のために働きますか?
- あなたが働くモチベーションは何ですか?
同じ仕事をしているはずなのに、世の中には幸せになる人と不幸になる人がいる
仕事をする人たちには3タイプがある
仕事を「単なる労働」と捉える人たち
キャリア
働く動機が「経歴」や「名誉」「地位」という人たち
コーリング
「自分の仕事は社会の役に立っている」という実感がある
もっとも幸福度が高いのは「コーリング」
自分の仕事は誰のどんな未来を作っている仕事なのかを考える
終 章 人類史上最高に幸せになれる時代
年収が2倍になっても幸福度はたった9%しか上昇しない
感想・気づき
自分が今まで正しいと思っていたことが幸福度を下げていたかもしれない
- 安定した収入がある方が安心する
- 夢や目標が叶ったら幸せだ
- お金よりも大切なことがある
- 自分に厳しくした方が自己成長できる
- 嫌われる勇気があれば人間関係で疲れず、もっと楽になれる
「幸せの素人」というのは、正しい選択をできない人。
「どんな行動をすると幸福を感じるのか?」が、なんとなくわかった
ただし、幸せは人によって違います
大切なのは、自分が「どんな時に」「何に対して」幸せを感じるか
この本の内容は「すごく共感できる!」人と「どうなんだろう?」という人に分かれると思います
気になった方はぜひ実際に手に取って読んでみてください。
著者紹介
星渉(ほし わたる)
株式会社Rising Star代表取締役。1983年仙台市生まれ。
「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」をコンセプトに活動し、現在までに講演会、勉強会には10,000人以上が参加し、手がけたビジネスプロデュース事例、育成した起業家は623人にものぼる。
ゼロの状態から起業する経営者の月収を6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率は、日本ナンバーワンの91.3%を誇り、その再現性の高い、起業家のためのビジネスコンサルティング手法が各方面で話題となる。
コンサルティングの申し込みは倍率92.1倍を記録。日本で数千人規模の講演会を実施し、シドニー、メルボルン、ニューヨークなどの海外でも大規模なイベントを行い、グローバルに「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」ための活動をしている。
『神メンタル』『神トーク』(ともに、KADOKAWA)が合わせて20万部突破のベストセラーとなり、テレビやラジオなど各メディアで取り上げられ注目を集めている
前野隆司(まえの たかし)
山口生まれ、広島育ち。1984年東京工業大学卒業、1986年同大学大学院修士課程修了。
キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。
著書多数。日本機械学会賞(論文)、日本ロボット学会論文賞、日本AEM学会著作賞、日本創造学会論文賞、グッドデザイン賞、地域活性学会10周年記念学会賞などを受賞
関連書籍
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まとめ
自分の幸せの軸から目をそらしてはいけない
- 私たちは何のために生きているのか?
- 私たちは何のために毎日一生懸命働くのか?
- 私たちは何のために苦しみ、そして悩むのか?
それは「幸せになるため」です。
気になった人は手に取って読んでみてください。
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