自分から嫌われたいとは思わないけど
「嫌われる勇気」というタイトル。
「自分流に生きろ」みたいな本ではありませんよ
200万部超えの大ベストセラー本です
「アドラー心理学」という、今まで知らなかった考え方でした。
私のような中高年の人にぜひ読んでほしい本です
こんな人におすすめ
- 他人の評価が気になる
- 自分の意見を言えない
- 人間関係に悩んでいる
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この記事は『嫌われる勇気』
(著者) 岸見一郎
出版社 : ダイヤモンド社; 第1版 (2013/12/12)
より出典・引用して書いています。
「嫌われる勇気」の要約
嫌われる勇気の目次
第一夜:トラウマを否定せよ
第二夜:すべての悩みは対人関係
第三夜:他者の課題を切り捨てる
第四夜:世界の中心はどこにあるのか
第五夜:「いま、ここ」を真剣に生きる
トラウマを否定
過去の原因にとらわれずに今を生きる
過去の経験は変えらないが、今の目的は変えられる
「これまでの人生に何があったとしても、これからの人生には何の影響もない」
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである
他の人から否定されるのが怖い
悩みを消し去るには無人島で一人で生きるしかない。
人と比べたり、競争したりするのではなく協力する
課題の分離
対人関係の悩みに直面したら、それは誰の課題なのかを考えてみる
あらゆる対人関係のトラブルは、自分の課題に踏み込まれたり、他人の課題に踏み込むことによって起きる。
他者の課題にも介入せず、自分の課題にも介入させないことで「課題の分離」をする
承認欲求を否定する
他人の評価に依存しない
ほかの人から嫌われる勇気を持つことで、承認欲求から解放される
感想・気づき
原因論
アドラー心理学ではトラウマ(原因)の存在を否定していて、
「引きこもりの人は、人に会うのが怖いのではなく家に引きこもっていた方が楽に暮らせるから」
という本当の自分の気持ち(目的)に目を向けることで前に進めるようになると言っています
目的論
人は原因があって行動しているのではなく目的があって行動している
会社の上司が部下を怒っているは部下がミスをした事が原因ではなく、上司が部下に対して上下関係を見せつけたいという目的があって怒っている。
つまり怒ること自体が目的
劣等感は誰にでもあること
健全な劣等感とは理想の自分と比べること
他人から認めてもらいたいという承認欲求からの解放。
他の人からの評価を気にせずに自分らしく生きるためには「嫌われる勇気」をもつこと
課題の分離
課題の分離という言葉がよく出ますが、簡単に言えば「人は人、自分は自分」と言う事ですね。
他人からの評価など、自分がコントロールできないことは考えない
「嫌われる勇気」とは「自由に生きる勇気」を持つということ=承認欲求を捨てること
トラウマの存在を否定しているので「アドラー心理学」に共感できない人もいると思います。
著者紹介
著者:岸見一郎
哲学者。1956年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。
精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行う。(日本アドラー心理学会顧問)
著者:古賀史健
フリーランスライター。1973年生まれ。
書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛ける。インタビュー原稿にも定評がある。
関連書籍
まとめ
自分が変われば、世界も変わる
ありのままの自分を受け入れることです
他人の評価ばかり気にしていると、他人の人生を生きることになってしまいますよ
自分の課題と他人の課題をしっかりと分けて考えましょう
嫌われる勇気を持たないかぎり、自由には生きられないのです。
「嫌われる勇気」とは「自由に生きる勇気」を持つということです
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『嫌われる勇気』は、アドラー心理学を修得している哲人と、それに挑戦する若者の「対話形式」で話が進みます。
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