自己肯定感は、自分自身を受け入れ、自己評価を高めるための重要な要素です。
自己肯定感が低いと、自分の可能性を過小評価してしまいがちです。
自己肯定感とは、ずっと高いままにできる。
自己肯定感は、一度高めたら二度と下がらない。
本書はシリコンバレーで働いていた著者がエリートたちから学んだことが書かれています。
「自己肯定感が高いとは、ありのままの自分を”無条件”で受け入れ愛している状態」
自己肯定感を上げるとは、自分を世界一の親友にすること
「自己肯定感とは上がったり下がったりするものではない。
ずっと上がったままにできるものである。」鋼の自己肯定感 プロローグより
自己肯定感は「決意」が大事。
自分が常に世界一の親友になる。
こんな人におすすめ…
- いつもネガティブ思考だ
- 他人からの評価が気になる
- 自己肯定感を上げたい
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この記事は『鋼の自己肯定感』
(著者) 宮崎直子 出版社 : かんき出版 (2022/4/6)
より出典・引用して書いています。
鋼の自己肯定感【要約・感想】
シリコンバレーのエリートたちはなぜ自己肯定感が高いのか
シリコンバレーの住人の多くはレイオフされると、今までできなかったことができるちょうどいい機会だと考えるそうです。
日本のようにすべてが終わったみたいに考える人はいません。
旅行に行ったり、勉強したりとワクワクしながらすごしています。
仕事を失ったぐらいで自己肯定感が下がることはないのです。
仕事が「自分の価値」や「存在意義」と考える人はいません。
シリコンバレーのエリートたちは日常的になんらかの運動を意識的にしています。
軽い運動をするとセロトニンやエンドルフィンという脳内物質が分泌される。
セロトニンは精神を安定させ、エンドルフィンは気分をリラックスさせてくれます。
シリコンバレーのリーダーたち、は昭和の時代から、自分のワクワクドキドキを大事にすることが成功の秘訣だと知っていた。
99%の人が自己肯定感のことを勘違いしている
自己肯定感とはありのままの自分を愛すること。
生まれたての赤ちゃんに対する無条件の愛情を、自分自身に対して持つ。
自己肯定感は、自己有用感、自己効力感と一緒にすると危険。
自己効力感 自分は何かができる。
自己有用感、自己効力感が高いだけで自己肯定感が低い人が多いんです。
誰の役に立っていなくても、何もできなくても、そんな自分を受け入れて愛するというのが、本書で定義する自己肯定感です。
自己肯定感は自己中心的とは違います。
自己肯定感が高い人と自己中な人の違いは、その人の心が愛に満ち溢れているかどうか。
自己中な人は自分にしか関心がなく、自分に賛成してくれる人しか認めない。
自己中な人の特徴
- 人を見下す
- 自分にしか関心がない
- 自分の意見に相手が同意しないと気が済まない
自己肯定感が高い人の特徴
- 人をランク付けしない
- 自分にも他人にも関心がる
- 自分の意見に同意しない人がいても構わない
自己効力感を上げ下げする4大要因
- 他人からの評価
- 他人との比較における自己評価
- 失敗と成功4不測の事態
鋼の自己肯定感を手に入れるためのプラン
鋼の自己肯定感は、たった今すぐに入手できる。
今ここで、「過去に何があっても、今どんな状態でも、未来に何があっても、私は私を受け入れ愛する。自分は一生自分に寄り添い、自分の親友になる」と決めてしまえばいいだけである。
鋼の自己肯定感 第4章より
自己効力感を上げ下げする4大要因の中でどの要因に自分は影響を受けやすいかを把握して、本書に書かれている課題を実行すれば自己肯定感が上がりそうですね。
言葉のワークとしてアファメーションも取り上げられています。
自分にどんな言葉を語りかけるで人生が変わるのです。
アファメーションの効果的な唱え方
- 私は僕はなど、主語をはっきりさせる
- 現在形、現在進行形を使う
- 肯定的な言葉を使う
- あたかも現実のように言う
- 朝晩毎日唱える
- 最低21日間は続ける
- イメージしながら唱える
現在の脳科学の研究では習慣を変えるには最低21日間(3週間)続けると効果があるそうです。
「はじめに言葉ありき」とよく言われていますね。
アファメーションは怪しいという人もいますが、有名なスポーツ選手などもやっていたりします。
本書の中にはアファメーションの例文なども書いてあります。
課題を分離する
自己肯定感を高くするにはアドラー心理学の「課題の分離」が大変有効だと書いてあります。
アドラー心理学に興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。
本書にはこの他「思考のワーク」や「行動のワーク」も書いてあります。
誰でも自己肯定感は上げられる。そして二度と下がらない!
鋼の自己肯定感を育てたいなら、謙遜は必要最小限にして、ありのままの自分を無条件で受け入れ愛する許可を与えよう。
鋼の自己肯定感 第8章より
著者紹介
宮崎直子 みやざき・なおこ
シリコンバレー在住&勤務歴22年。アラン・コーエン氏のもとでホリスティックライフコーチのトレーニングを受けた認定ライフコーチ。
三重県の漁師町生まれ。保守的な田舎が肌に合わず、日本脱出を夢見て育つ。父の影響で人はどうすれば幸せに生きられるのか十代で考え始める。
津田塾大学英文学科卒業後、イリノイ大学で社会言語学や心理言語学を学んで修士号を取得。
関連書籍
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まとめ
誰でも、いつからでも、どこからでも自己肯定感は上げられる。
なぜなら、自己肯定感は「決意」だからだ。
自己肯定感を上げるには「決意」すればいいんです。
その方法が本書には書いてありました。
他の自己啓発本とは違ったアプローチもあって興味深い内容でした。
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