「話しかけたくなる人」はトクをします。
誰でも少し行動を変えるだけで、その瞬間から「話しかけたくなる人」になることができるのです。
人付き合いやコミュニケーションに悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
こんな人におすすめ
- 初対面の人とうまく話せない
- 周りの人ともっと仲良くなりたい
- 話しかけたくなる人になりたい
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この記事は『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』
(著者) 有川 真由美
出版社 : PHP研究所 (2020/9/17)
より出典・引用して書いています。
「なぜか話しかけたくなる人、ならない人」要約・感想
第1章 話しかけたくなる人
特別な人でなくても、人は近寄ってくる
容姿の美しさ、話のうまさ、仕事の能力といった優秀さは、「話しかけやすさ」とは、ほとんど関係ありません。
第1章より
だれでも「話しかけたくなる人」になることは可能
目が合うと話しかけやすい
目が合うことは、「あなたに興味があります」ということ。
相手の目を見ることが苦手な人は、相手の鼻やあご、顔全体を見る。
なんとなく微笑んでいると話しかけやすい
微笑みと無表情では、天と地ほどの差がある
欠点がある人には、話しかけやすい
人は欠点があるからこそ、同性にも異性にもモテる。ダメな部分を売りにしてしまう
欠点を見せるさじ加減は、自分で笑い飛ばせる欠点か?ということ。
ちょっとした変化がある人には話しかけやすい
変化に気づいてもらえることは、「あなたをちゃんと見ていますよ」言われているようなもの。
ギャップのあるものをひとつ持つ。
変化に気づいてもらうためには、自分が相手のちょっとした変化に気づくようにすること
第2章 「話しかけたくなる人」のマナー
声かけにはひと言ではなく二言で返す
天気がいいですねと話しかけられたとき、ひと言足すと会話が続く。
「本当いい天気。どこか出かけたくなりますね。」などの適当なコメントでいい。
何でもいいから「二言で返す」を意識すれば会話は続きます。
日ごろからポジティブな言葉を使う
ポジティブな言葉を使っている人には、自然と声をかけたくなります。
いつも愚痴を言ったり、人の悪口を言っている人からは、だんだん避けたくなる。
ポジティブな言葉を使うことは誰にでもできます。
さまざまな事柄をポジティブに言い換えてみましょう。
- 忙しい➡充実している
- 仕事が遅い➡仕事が丁寧だ
- 落ち着きがない➡アクティブだ
- せっかち➡テキパキしている
- もう○○歳➡まだ○○歳
なんでもいいから「ほめる」
どんな人も、自分のことを認めてほしいと思っています。
ほめ上手な人は素直に「いいな」と思った瞬間、口にしている。
ほめることで、いちばんトクをしているのは、自分自身です。
ー中略ー
好意を与えられた相手は、好意を返したくなるという「好意の返報性」の心理によって、ほめる人が愛されることは間違いありません第2章より
あいさつは顔を見て名前とセットで
- 相手の顔をちゃんと見る
- 名前を呼ぶ
- 笑顔をプラスする
この3点を意識するとあいさつに心がこもります。
少しだけ丁寧な言葉を使う
少しだけ丁寧であるためには、意識してゆっくりとしたスピードで話す。
第3章 「話しかけたくない」をなくすちょっとしたヒケツ
「自分から話しかけない人」にならない
「話しかけたくない」と思われる人は、普段「自分からは話しかけない人」でもあります。
自分から話しかけない人は「相手の反応」が不安
自分から話しかけるようになるには、場数を踏むことが大事。
大人の人見知りは、コミュニケーションの努力を放棄していると思われかねない。
不機嫌そうにしない
人の感情は伝染する
不機嫌な人は、大きく分けて二種類のタイプがいます。
イライラやクヨクヨなど、自分の感情を隠そうとしても、つい出てしまう人。そして、だれかに気づいてほしくて、わざと不機嫌にしている人です。第3章より
不機嫌な空気を振りまくのは、罰せられない犯罪。
「壁をつくっている人」にならない
「普通に接して、嫌われたらしょうがない」と考える。
できるだけ素の自分で接しようとすると、肩の力を抜いて話せます。
壁をつくりがちな人は、考えすぎず、できることを丁寧にやっていきましょう。
人によって態度を変えない
「人によって態度を変えない」というのは八方美人になれということではなく、
「だれにでも自分からあいさつする」など同じように丁寧に接することです。
批判ばかりする人にならない
批判や愚痴を言うときのコツ
- 言いたいことの半分以下にして批判する
- 明るい表情と口調で愚痴る
- 特定の人を批判するときは部分的に私を主語に
- ポジティブに締める
価値観を押しつける人にならない
「人は人、自分は自分」で、それぞれの価値観があることを認めましょう。
「どちらが正しいか?」ではなく、「あなたもOK。私もOK}でいいのです。第3章より
第4章 どんな人とでもキズナをつくるコツ
「持ちつ持たれつ」がいい関係をつくる
キズナとは心のつながりのこと。
甘え上手になるコツ
- 小さなことを、ちょこちょこ頼る
- なにかしてもらったら、思いっきり感謝する
- 自分からも、できることをする
同じネタで笑い合う
笑いほど、人と人との距離を一瞬にして縮めるものはない
「お願い」より「相談」する
人と打ち解けるのが苦手な人は「相談」してみる。
お願いは、一方的な押し付けで対峙する関係ですが、相談は一緒に考えてもらえる味方のような関係
第4章より
第5章 「話しかけるのがうまい人」の秘訣
「話しかけたくなる人」とは「自分からも話しかけている人」
普段「自分から話しかけている人」はあまり壁をつくらずオープンに接しています。
マナーもわきまえているので、まわりも安心して声をかけられます第5章より
「相手に対する気づき」を口にする
相手に対する気づきポイント
- 「見た目」の気づき
- 「行動」の気づき
「笑顔」と「ゆっくりした話し方」で相手の不安を取り除く
笑顔でいるだけで、「あなたに心を開いています」というメッセージになる。
あいさつに「ひと言」添える
あいさつに添えるひと言
- 今日の気づき
- 相手に対する気づき
- 感謝
- 気遣い
話すことを後回しにしない
話しかけようと思ったときが、ベストタイミング。
相手が取り込んでいるとき以外は、「話そうと思ったら、すぐに話しかける」
相手から話しかけられたときは、少々忙しくても、それにきちんと応える。
著者紹介
有川真由美 ありかわ・まゆみ
鹿児島県姶良市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。
著書に、ベストセラーとなった『一緒にいると楽しい人、疲れる人』 『感情の整理ができる女は、うまくいく』『30歳から伸びる女、30歳で止まる女』(以上、PHP研究所)や、『遠回りがいちばん遠くまで行ける』(幻冬舎)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。
関連書籍
まとめ
「なぜか話しかけたくなる人、ならない人」を要約してまとめました。
人付き合いやコミュニケーションに悩んでいる方はぜひ実際に手に取って読んでみてください。
あなたもきっと「話しかけたくなる人」になることができます。
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